更年期と女性ホルモン

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更年期

プレ更年期、更年期に重要な女性ホルモンのエストロゲン

プレ更年期、更年期を考えるとに重要なのは、女性ホルモンです。

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。

エストロゲンは、卵巣から卵が育って排卵が起こるときに出る女性ホルモンです。

そして、排卵後、卵が卵巣から出ていったあとに、黄体という黄色いかたまりができ、そこから出る女性ホルモンをプロゲステロンといいます。

このふたつの女性ホルモンのうち、エストロゲンが女性の元気とキレイに欠かせないホルモンです。

エストロゲンは、そもそも女性らしい体つきをつくるのが大きな役目で、みずみずしい肌を保てるのも、エストロゲンのおかげです。

エストロゲンが十分でないと、肌が乾燥したり、肌荒れになったり、くすみ、しみ、しわの原因にもなります。

またエストロゲンをコントロールしているのは、大脳の視床下部と下垂体というところです。

下垂体では、体内のホルモン量を察知して、卵巣から分泌するホルモン量を調節する指令を出しています。

この下垂体を支配する視床下部には、自律神経をコントロールする部分があります。

女性ホルモンの分泌のリズムが変動し大きく変化すると、近所にある自律神経の調整も影響を受けて、バランスが崩れやすくなり、倦怠感、頭痛、めまい、吐き気、肩こり、動悸、のぼせなどの自律神経失調症の症状が出やすくなります。

女性ホルモンの分泌が乱れると、自律神経失調症の症状が起こりやすくなり、また、その逆に自律神経失調症が起こると、女性ホルモンの分泌が乱れやすくなるということもあります。

東洋医学では女性ホルモンの変化は7年ごと

女性は7歳ころから初潮に向かって体が準備を始め、14歳ころまでには初潮が始まります。

21歳ころまでには心身が安定し、結婚、妊娠、出産の準備が整います。

28歳ころまでには心身ともに成熟期を迎え、35歳ころまでにほば妊娠、出産を終えます。

42歳ころには育児が終わり、子離れしていきます。

すると徐々に体調に変化の兆しが訪れ(この時期がプレ更年期にあたります)、49歳ころからは閉経に向けての更年期が始まります。

そして56歳ころまでにはほとんどの人が閉経し、63歳ころには閉経に体が慣れて体調が安定して、70歳ころから心身ともに老化に向かいます。

これが東洋医学で考えるおおまかな女性の一生で女性ホルモンの変化の時期と重なっていることがわかります。

女性ホルモンと更年期の関係

女性ホルモンは子宮内膜という赤ちゃんを育てる内膜を厚くします。妊娠していなければ子宮内膜は毎月はがれ落ちて、生理の出血となって出てきます。

それから乳房を育てて、乳房をふっくらとさせたりします。このように乳房と子宮で、女性ホルモンは働いています。

それ以外に肌や関節なども、女性ホルモンが働く場所です。

このように全身の健康と美容にかかわっでいる女性ホルモンが減ってしまうと、老化につながります。

女性ホルモンが一気に減る更年期以降、老けるのが早まるのもそのためです。

プレ更年期から女性ホルモンは減ってきますから、老化が徐々に始まっているといえるのです。

更年期とプレ更年期

生理がなくなる閉経は、卵巣にある卵がだんだん少なくなって、排卵をしなくなり、卵巣にある卵の力がなくなって女性ホルモンが出なくなる時期です。

閉経は平均50歳ぐらいです。1年間生理がなければ、閉経と考えます。でも若い女性がダイエットをしたあとなどに、1年間生理がなくなってしまうということがありますが、それは閉経ではありません。

なぜかというと、卵巣の中にまだ卵子があるからです。
赤ちゃんのときには卵巣に卵子が何万個も、何十万個も詰まっていたはすが、齢を重ねるごとに減ってきて、なくなってしまいます。

この閉経をはさんだ10年間、50歳が閉経だとすると、45歳ぐらいから、閉経後の5年間、55歳ぐらいまでを更年期といいます。

また女性ホルモンは卵巣から分泌されるので、卵が徐々に減っていく35歳ころから、女性ホルモンの分泌量もだんだん減っていきます。これがプレ更年期です。


女性ホルモンの分泌量が減ることで、生理の出血量が少なくなる人や、生理の周期が短くなる人などさまざまです。

若いときに32日周期だったのが、30日になり、28日なり、26日になり、そして人によっては、毎月2回ずつ生理がくるという人もいます。

また、生理周期はそのままなのに、量だけ減る人もいます。個人差が大きく、30代からそのような症状が出てくる人もいれば、45歳を過ぎてから、あるいは50歳を過ぎてからそのような症状が出る人もいます。

女性ホルモンは、このように、年齢とともにだんだんと減っていきますが、平坦に下がっていくのではありません。

女性ホルモンは、毎月、排卵と生理によって変化しながら減っていき、閉経の時期が訪れます。
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